おれは毒入りの瓶だ。ちゃんと髑髏マークのラベルが貼ってある。 暗い過去を持つ由緒正しき危険物でこれまで多くの尊い命を奪ってきた。 もしおれの言葉が信用できなければ頭の栓を抜き、おれの中身を飲めばいい。 ほんの少し、唇が湿るくらいで十分。苦しむ…
「もう準備できたんじゃない?」「うん。そろそろかな」「それにしても、手間かかったね」「なにしろ、立体ビリヤードだもん」「じゃ、みんなを呼んで始めよう」「OK!]宇宙空間に巨大な棒が次々と出現した。そのうちの一本が地球を「ドン!」と突いた。…
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