完全な矛(ほこ)があった。どんなものでも貫いてしまう。完全な盾(たて)もあった。どんなものでも防いでしまう。どちらも互いの存在が許せなかった。真実を賭け、矛と盾は決闘することになった。どちらが残るか、世界が見守った。矛は盾を貫いた。なぜなら完…
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