山頂の城跡で笛を吹いていたら 山の神が姿を現した。「なかなか良き音じゃ」なんだか昔話みたいだな、と思った。「フルートという名の異国の横笛です」「もっと吹いてくれぬか」私は喜んで吹き続けた。山の神も喜んで聴き続けてくれた。「おかげで、楽しかっ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。