君がその 腕の先の 手の肌の白さより 白き爪 伸びて 伸びて 伸びきって 我が黒き 曲がった背に突き刺さり 潜るがごとく どこまでも 深く 鋭く 喰い込みて その傷口の 赤き血の にじみ したたり とめどなく 君があえぎ すさまじくまた悩ましくも ありぬれば …
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