君の指先が僕の胸に突き刺さり そのまま背中に突き抜ける。ここからでは見えない血のマニキュア。爬虫類を連想させる長い舌が傷口を這い 未熟な鳥肌に一枚ずつウロコを移植する。泡に包まれ、粘液を分泌しながら 足を絡ませるカタツムリ。君の無表情な複眼と…
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