夜の車道を渡ろうとしている。左右から来そうなクルマは、しかし来ない。渡る向こう側のビルの一階に店がある。店番の老人が今、帰宅するところ。「ああ、今帰るところだな」と思う。「もう誰もいないよね」とこちらから尋ねる。老人は「うん。ただ、鍵は」…
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