おれは野生児。全身、口の中も含めて泥だらけだ。編み込んだみたいな絡まり方のつる草に手足を引っかけながら、ひとり崖を登っている。なにかを探し求めていたはず。宝物か食べ物か、どうも思い出せない。一度は断念したものの、再び挑戦。とうとう崖の上に…
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