電車の連結器があるスペースの中に君がいて フレネルレンズ越しに愛しい顔が見える。 君は悩ましげに唇を突き出したりする。 まるでキスして欲しいかのよう。 それで俺は車両ごと君を抱きしめる。 ああ、この人肌から遥かに遠い冷たさよ。 しかも、君の近く…
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