徹夜明けである。馴染みの店に入ると、若い娘がひとり。その母親でもある女将はまだいないようだ。ホットケーキを注文する。というか、この店には他にメニューがない。黒と茶の二種類の色があり、黒を選ぶと半分に切られて出てきた。すぐに娘は値段を伝えて…
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