秋でもないのにさびしくなってしまった。
やり切れない気分。
うまく説明できない。
三階のベランダから飛び降りてみた。
スタントマン顔負けの見事な着地。
少し気がまぎれたけど、それだけ。
銀行強盗もやった。
単独で成功した。
もともと失敗するはずがないのだ。
近所の公園で札束の焚き火をしただけ。
灯油をラッパ飲みした夜もあった。
翌朝、ひどい二日酔になって死ぬかと思った。
でも、昼になると空腹を感じてしまう。
つまり、健康なのだ。
なんの問題もない。
ちょっとさびしいだけ。
自由に束縛されているだけ。
なんでもいいけど
何かしていなけれぱどうしようもない。
絵を描いた。
詩も書いてみた。
でも、鑑賞してくれる人はいない。
ひとりもいない。
そう。
いないのだ。
ここにはもう、誰も。
元「koebu」宏美（ろみりん）さんが演じてくださった！
「note」yayaさんが演じてくださった！
Lonely
I am lonely though it is not autumn.
I feel uncomfortable.
I can not explain it well.
I jumped off the veranda on the third floor.
A stunning landing that admires even the stunt man.
I was a little anxious, but that's it.
I also did bank robbery.
I succeeded alone.
It can not be failed from the beginning.
I only played a wad of fireworks in a neighborhood park.
There was a night when I drunk kerosene at a stroke.
The next morning,
I thought I was going to have a terrible hangover.
But, I feel hungry when I have noon.
In other words, I am healthy.
There is no problem.
Just a little lonely.
Just being freely bound.
Everything is okay,
but I have nothing to do if I do not do something.
I drew a picture.
I also wrote poetry.
But no one will appreciate them.
There is no one.
So.
It is not there.
Nobody is here anymore.
